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【SDGsへの取り組みと基本方針】
一般社団法人トコイリヤ・ソサエティー(舞踊芸術団体・沖縄県)

私共トコイリヤ・ソサエティーは、「舞台芸術」を通して
記の「SDGs(持続可能な開発目標)」に取り組みます

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4:「質の高い教育」

8:「働きがいも 経済成長も」

① 質の高い芸術家育成を目指す、舞台芸術活動。 


⇨バレエの歴史・基礎知識・表現力・技術や技能を学ぶことはもちろん、舞台人とし ての心得や在り方、マナー、ホスピタリティの育成も目標に含み、質の高い芸術家を 育む環境を形成します。 

⇨作品を制作する際には、土地の受け継がれてきた伝統を、生きた文化として次の世 代へ繋げることを目標とし、同時に母国の歴史を学び、紐解くことで、視野の拡大を 目指し、世界から見た、我が国の在り方や、柔軟性も学んでまいります。 

⇨より質の高い舞台制作にあたり、年に2回はスタッフ・出演者を含めた研修を行う他、芸術分野としての観点から、環境問題や社会問題まで、様々な項目において私たちに何ができるのかを話し合う場を定期的に設けながら、創作活動を進めてまいります。 

⇨公演の開催を通じて、国や地域の持つ歴史や文化を多くの人が知る機会、学ぶ機会、体験する機会を創出します。 歴史や文化を深く理解することにより、地方創生の可能性を高め、新たな創造性を育む場を形成します。

【主な取り組み事例】

■主催公演「トコイリヤ」(バレエ公演)は、バレエを中心に、琉球舞踊、日本古来の巫女舞、能楽や雅楽な ど、日本の様々な伝統芸能や舞踊芸術を織り交ぜ、新しい舞踊アイデンティティーの創造と舞台芸術の復興と発展を目指しています。

■作品を通して、国や地域の歴史と文化を発信し、学ぶ機会、知る機会をつくることと大切に活動してま いります。

(これまでに上演された演目には、失われた沖縄の離島祭祀の記録から型を復元した舞踊と、宮中で古 来より執り行なわれる祭祀に着想を得た作品「四方拝」や、琉球の⺠が語り継ぐ宇宙を構成する五大元素 と、古代人が培った舞踊スタイルと観音舞を融合させた「REBORN[再生]」などを発表。 2021年10月に新作で発表する作品「御佩劍」は、日本の古事記を物語のベースとしながらも、作曲 や構成の部分には、沖縄最古の琉球文学の「おもろさうし」を取り入れ、かつての琉球・沖縄文化、忘れ 去られた日本古語と音楽を、新しい創造の中で甦らせる構成になっています。

【関連項目】

4.4 

2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。

8.9 

2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。

② 「誰一人、残さない」という基本原則を大切に捉え、どんな環境にいる人でも、 劇場に足を運んでいただき、舞台観賞の機会を創出致します。

⇨公演を開催する地域の児童養護施設や身障者施設などに舞台鑑賞の機会のご提案。

・様々な事情により、舞台鑑賞の機会や劇場へ足を運ぶことができない全ての人達へ、芸術へ触れる機会のご提案。

【主な取り組み事例】

■トコイリヤ・ソサエティーでは、公演開催地域の教育委員会と連携し合い、希望する小・中学生等を対象に、トコイリヤ公演を無料招待しています。(公募による)

実施例:トコイリヤ vol.5 東京公演 (40 席提供)、トコイリヤ vol.8 沖縄公演 (300 席予定)

【関連項目】

 4.5  

2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住⺠及び脆弱な立場にある子供など、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする

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5:「ジェンダー平等を実現しよう」

① 舞台芸術活動に必要な凡ゆる職種への性別に関わらない参入を推進します。 

⇨特定の性別に関わらないのは、出演者だけではありません。 舞台監督、照明、音響、衣裳などの舞台スタッフなど、凡ゆる場面において、性別 に関係なく、安定的に活動できる環境づくりの促進と、そのような事が話題にもな らないような業界づくりを目指します。

【関連項目】

 5.C  

ジェンダー平等の促進、並びに全ての女性及び女子のあらゆるレベルでの能力強化のための適正な政策及び拘束力のある法規を導入・強化する。

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12:「つくる責任 つかう責任」

① 伝統文化と工芸を見直す活動。 

⇨舞台で使用する衣裳に、日本の伝統工芸品である着物(和服)を取り入れること で、伝統文化を繋ぐ仕組みを形成する取り組みを行っています。 また、年代物の日本帯や、古い着物を分解し再縫製するなど、すでにある物の中から 新しいものを生み出すことをテーマとし、持続可能な衣裳作りの取り組みを行ってまいります。

② 地球と人類に安全な衣裳と舞台の大道具、小道具。

 

新制作の衣裳は、自然界に戻すことが可能な天然の素材、再生可能な生地や、天然の 染色料を使用した衣裳創りと大道具、小道具創りを推進します。 万が一、廃棄することになった時にも、その対象は微生物資材により安全に生分解し て自然界へと戻せる仕組みを形成してまいります。

【関連項目】

12.4 

2020年までに、合意された国際的な枠組みに従い、製品ライフサイクルを通じ、環境上適正な化学物質や全ての廃棄物 の管理を実現し、人の健康や環境への悪影響を最小化するため、化学物質や廃棄物の大気、水、土壌への放出を大幅に削減する。

12.8 

2030年までに、人々があらゆる場所において、持続可能な開発及び自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする。

12.b 

雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業に対して持続可能な開発がもたらす影響を測定する手法を開発・導入する。

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 新しい項目のご提案

「芸術による心豊かな社会」

トコイリヤ・ソサエティーは、実演芸術団体として、「芸術」のもたらす恩恵と、その素晴らしさと豊かさが、人類の心の安定と意識向上に繋がることを啓蒙・発信する 活動を大切にしています。 そこで、本来のSDGsにはない18番目の項目として、全人類共有の財産である「芸術」に着目し、「芸術による心豊かな社会」を最終目標として提案します。

この他にもトコイリヤ・ソサエティーでは、趣旨に賛同してくださる会員様と一緒 に、経済・人類社会・環境が今より少しでも美しく、善くなる為に、バレエや舞台芸 術の分野において、SDGsの一環として取り組めることを考えてまいります。

© 2021  TOKOIRIYA SOCIETY Association.

© 2021 Ryoki Midorima Ballet Office.

© 2021 Triple three LLC.

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